医療法人名南会

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糖尿病の療養指導を始めました

日常生活の見直しと定期受診が大切

療養指導にあたる看護師
療養指導にあたる看護師

食生活や車社会の中で、今や6人に一人の割合で糖尿病を発症していると言われています。糖尿病は、生活習慣病とも言われるように、肥満・食べ過ぎ・運動不足・ストレスなどを原因に発症します。もちろん遺伝的体質に加えて発症する場合もありますが、遺伝的体質をもたない患者様もみえます。

病状の改善は、日常生活を見直すこと、改めることで期待できる事があります。糖尿病の多くの人は、2型糖尿病と言われる、食べ過ぎ、太りすぎ、運動不足と関係の深い糖尿病だからです。糖尿病の合併症には、網膜症・神経障害・腎症を三大合併症とし、その他全身に症状を起こしてきます。心筋梗塞・脳梗塞なども頻度が高くなるといわれています。合併症を起こさないためには、検査値であるHbAlc(グリコヘモグロビン)の値を7%以下にすることを目標にしています。また、その他起こしやすいといわれている病気の早期発見のために定期受診を勧めています。

6月から療養指導を再開

名南病院では、6月から療養指導を再開しています。療養指導の中では、糖尿病療養指導士と1対1で話をし、患者様の日常生活の把握からおこないます。その中で患者様の生活の中での改善点を一緒に考えていくことに努力しています。患者様それぞれに生活習慣は違います。患者様にあった生活改善を行うために、患者様自身が、現在の問題を何ととらえ、またどこが改善できるか自分で決めてもらうことが重要になります。そのための援助を療養指導士がしていくわけです。

これまで療養指導を行っていくことで、感じたことは、患者様だけの療養指導の限界を感じています。たとえば、患者様が糖尿病であることに引け目を感じ、家族に遠慮をしていると言うことです。また、意志が弱くて食べてしまうと決めていることです。必要なことは、糖尿病の合併症や治療の必要性について家族が理解することから始まり、糖尿病の食事療法・運動療法は健康生活のためであり、糖尿病ゆえの治療法では無いことが理解でき援助できることが鍵だと思われます。家族で療養生活を指示し、協力してもらえる環境作りが必要だと思っています。

今後の目標は足のチェック

また、糖尿病を発症し経過の長い患者様は、正しい情報を聞かせて頂けない場合があります。そのことで重要なことは、原因があって、検査結果が悪い場合は原因を取り除く事で明らかに良くなっていきます。体への期待度は高くなるわけです。しかし、原因がはっきりしない場合は、病状的に重症となるわけです。患者様の正しい情報を理解し、患者様と共に糖尿病の状況を確認し、改善への取り組みが出来ていけばと思っています。

今後の目標として、療養指導の中で足のチェックをしたいと思っています。眼が見にくい、爪切りが届かないなど、お年寄りの爪切りは大変だと思います。水虫や深爪は糖尿病神経障害に伴う合併症を重症にしかねません。療養指導は患者様に無理せず、1つ1つ約束事を決めていくことを目標に、検査所見をチェックしながら回数を重ねていきます。ともに約束事が果たせているか確認し、検査所見との見比べ、評価を重ねていく予定です。

療養指導を予約された方は、事前に準備をします。また、週に1度と回数も少なく、枠には限りがあります。療養指導を多くの患者様に受けて頂くため、キャンセルは事前に教えて頂ければ幸いです。

 

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